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Channel: スポーツナビ+ タグ:グループ
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グループCはラッキー? アンラッキー?

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12月6日にW杯ブラジル大会の抽選が行われ、日本はグループCになり、コロンビア、ギリシャ、コートジボアールと対戦することになりました。他のグループと比べると、グループCは最も各国の力が均衡していて、どの国にもグループリーグ突破のチャンスがあると思います。そこで、日本が第3ポッドとして他のグループに入った場合のグループ分けを作り、簡単にグループリーグ突破の展望をまとめてみました。 A:ブラジル、クロアチア、日本(メキシコ)、カメルーン→ブラジル以外の3カ国で残り1枠を争う。日本にも十分チャンスあり。 B:スペイン、オランダ、チリ、日本(オーストラリア)→スペインかオランダのどちらかに勝たないと2位以内に入る確率はかなり低い。 C:コロンビア、ギリシャ、コートジボアール、日本→コロンビアが少しリードだが、どの国にも十分チャンスあり。 D:ウルグアイ、日本(コスタリカ)、イングランド、イタリア→B組と同じく2位以内に入る確率はかなり低く、順当にいくと日本は4位。 E:スイス、エクアドル、フランス、日本(ホンジュラス)→フランスが最も有力だが絶対的な存在ではなく、他の国にも十分チャンスあり。 F:アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、日本(イラン)、ナイジェリア→A組同様アルゼンチン以外の3カ国で残り1枠を争う。日本にも十分チャンスあり。 G:ドイツ、ポルトガル、ガーナ、日本(アメリカ)→ドイツが初戦のポルトガルに負けると大混戦になる可能性あり。ポルトガルに勝てれば日本にもチャンスがある H:ベルギー、アルジェリア、ロシア、日本(韓国)→シードのベルギーも磐石ではなく、他の国も十分チャンスあり。 BとDに入ったら2位以内はかなり難しいでしょう。 GもCよりは厳しいグループで、AとFもCよりは2位以内確保の確率は低くなります。 EはCと同じくらいでしょうか。 HはCよりも2位以内の可能性は高いです。ということで、グループリーグ突破だけを考えると、悪くはないグループに入ったと思います。オーストラリアとコスタリカは本当に厳しいグループに入ってしまいましたね。韓国は最も楽なグループに入ったので、洪明甫監督は「全3チームが強力な相手」と言ってましたが、内心喜んでいたのではないでしょうか。一方、前回大会の南アW杯と比較をしてみます。南アW杯は、オランダ、デンマーク、カメルーンと同じグループでした。今回よりも厳しい組だったように思います。グループリーグを突破したとすると、ベスト16でグループDの1位又は2位との対戦です。おそらく、ウルグアイ、イタリア、イングランドのいずれかとの対戦になりますので、前回大会のパラグアイに比べるハードルは上がります。それでも、ブラジル、アルゼンチン、スペイン、ドイツといった優勝候補の国とは当たらず、戦い方によってはどうしても勝てない相手ではないような気がしますので、グループCに入ったことは、決して悪くなかったと思います。

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